ウリ アマチャヅル属

アマチャヅル(甘茶蔓)

Gynostemma pentaphyllum

アマチャヅル
2008.10.18


【特  徴】長さ5〜10mになる蔓性の多年草。葉は掌状複葉で、3〜7小葉からなり、普通5小葉。葉の表面と縁には毛が散生し、裏面は毛のある部分が凹んでいる。縁に鋸歯がある。雌雄異株で、花序は葉腋から総状に出る。花は黄緑色で花冠は5裂し、長さ2mmほどで先端は鋭く尖る。果実は直径6〜8mmで、黒緑色になり、環状の模様がある。生の葉をかむとわずかに甘味があるので「甘茶蔓」の名の由来がある。サポニンを含み、利尿、強壮作用があるとされ、茎葉を民間で健康茶とする。

 【生育環境】 山地の林縁や、やぶの高木に巻きつく
 【分   布】 北海道〜琉球列島、中国、マレーシア、インド
 【開花時期】 8〜9月
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