セリ科 カワラボウフウ属

ボタンボウフウ(牡丹防風)

Peucedanum japonicum

ボタンボウフウ    ボタンボウフウ
沖縄県石川市 2009.03.22



【特  徴】草丈30p〜200pになる多年草。茎は丈夫で、枝分かれして大きな株となる。葉は3出葉か1−2回3出複葉 葉には長い柄があり、葉の先は2−3裂する。葉の質は厚く、白色を帯びた緑色で、無毛。冬も枯れない。セリ科独特のかさ状の花序が付く。花弁は白色。果実は楕円形で細かい毛が生える。ボタンのような葉を持ち、民間療法で風邪薬代わりにされたことから牡丹防風という名がある。サクナ、またはチョウメイソウ(長命草)とも呼ばれ、沖縄では天麩羅などにして食べる健康食品

 【生育環境】 海岸近くの原野、岩場
 【分   布】 本州、四国、九州、沖縄
 【開花時期】 3−9月
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