【特 徴】長さ30〜100pのつる植物で、茎は短く、葉を根出状につけるが、匍匐茎をよく出して地面を這って伸びる。葉は三出複葉、楕円形の小葉には細かい鋸歯があって深緑。初夏より葉のわきから顔を出すように花を付ける。花は直径1.5cmほどで、花弁の数は5つ。花の萼は、内外の2列になっていて、外側の萼片の方が大きく、先端に鋸歯のような歯があり、葉のような形をしている。果実は表面に粒粒のある赤色で球形、イチゴに似ている。毒は含まれないが、あまり味が無いため食用には向かない。 【生育環境】 原野や草地 【分 布】 日本全土 【開花時期】 4〜8月 【カテゴリ-】 |