【特 徴】高さ10〜15mの大形つる性植物。和名は沖縄での呼び名をそのまま用いたもので、(色かずら)の意味、新芽が赤みを帯びることによる。幹から直接暗赤紫色の大きな花序を下垂する。長さ15〜20pの総状花序となって密に花をつける。花は長さ5.5〜7pで、旗弁が灰緑色で翼弁、竜骨弁は暗紫色。葉は常緑で3小葉からなる。頂小葉は長楕円形〜狭卵形で、長さ8〜18p、幅4〜10p。先は鋭頭または鋭尖頭。豆果は広線形で、長さ20〜50p、幅3〜5p。木質で黄褐色の毛に覆われる。 別名が多く、ウジュルカンダ、カマエカズラ、クズモダマともいわれる。 【生育環境】 樹林内、林縁 【分 布】 九州(大分、鹿児島県)〜沖縄 【開花時期】 3〜5月 【カテゴリ-】 |