【特 徴】高さ30〜80cm多年草。茎は直立または斜上し短く分枝する。葉は互生し、卵形で両端が尖り、長さ5〜10cm。長さ2〜6センチの花柄をつけた黄色い花を下向きに咲かせる。花は上部の葉腋ごとに1花つけ、5裂し先は反り返る。 沖縄では全草を干し、乾燥させると独特の香りが出て、衣類の匂い消しや防虫剤、芳香剤として利用する。また、乾燥したモロコシソウを袂に入れ、腋臭の臭い消しに利用した。方言名はヤマクニブー。 【生育環境】 山野の樹林下、林縁 【分 布】 本州(関東南部)〜沖縄諸島、台湾 【開花時期】 6〜9月 【カテゴリ-】 |