アカネ科 サツマイナモリ属

ナガバイナモリ(長葉稲森)

Ophirrhiza japonica var. tashiroi

ナガバイナモリ  ナガバイナモリ
2007.02.17 西表島

ナガバイナモリ
2008.05.26 西表島


【特  徴】草丈15〜50cmの多年草。茎は分枝し、基部はしばしば木質化する。葉は長楕円状倒披針形〜線状倒披針形で、長さ8〜15cm、幅1〜3cm。両面無毛。花は茎頂に集散花序をつくり、1cm程度の小花柄の先に数個の花をつける。花冠は白色、漏斗状で長さ1.5〜2.5cm程度。先は5裂し、内面には白毛が密生する。本州〜沖縄に分布するサツマイナモリの変種で、葉が細く長い。基本種に比較して、葉が長く、基本種の渓流型とされる。
 八重山諸島の固有変種

 【生育環境】 山地の河原、渓流、岩場
 【分   布】 石垣島、西表島、台湾北部
 【開花時期】 10〜5月
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