オキナワテイカカズラ（沖縄定家葛）
Trachelospermum gracilipes var. liukiuense
２００5．０5．１５ ２００6．０5．０4
| 【特 徴】つる性常緑藤本。茎は付着根を出し林床に群生したり、樹幹に絡まったりる。樹皮は茶褐色。葉は革質、楕円形、長さ５～10㎝、幅は1.5～３㎝、表面は光沢があり、鋸歯・主脈や側脈がよく目立ち、先は鋭く尖りる。径５～７㎝の複総状花序は頂生し、花梗の花冠の径は10～15㎜ほどで、花冠の先端は大きく５裂し、花片の先は少し尖る。花筒は長さ７㎜ほどで、額片は広卵形で１～２㎜。莢果は細長く10～15㎝で、２個がV字状に垂れ下がり、熟すると裂開する。中から３㎝ほどの白毛をつけた種子が現れ、風に乗って散布される。名前は、藤原定家にちなんでつけられたもの。 【生育環境】 低地～山地の林内や林縁 【分 布】 九州南部から琉球列島、台湾 【開花時期】 ６～８月 【カテゴリ-】 |
