カキノキ科 カキノキ属

リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)

Diospyros japonica

リュウキュウマメガキ
2008.07.21


【特  徴】高さ8〜10mになる落葉高木。樹幹は、灰褐色である。なめらかで皮目がある。葉は互生し、長さ6〜18cm、幅4〜7cmの広卵形〜狭卵形、ときに長楕円形。先は急に尖り、基部は円形、ときに切形または浅い心形。ふちは全縁。裏面は粉白色を帯び、ふつう無毛。葉柄は1〜3cm。雌雄別株。新枝の葉腋に乳白色の花をつける。雄花はふつう2個ずつつき、雌花は1個ずつつく。花冠は壷形で、上部は4裂してそり返る。外面は白い粗毛がある。果実は液果で、直径2〜2.5cmの球形。10〜11月に黄褐色に熟す。食べられるが種子が多い。

 【生育環境】 日当りのよい谷間や斜面に生える。
 【分   布】 関東以西、四国、九州、琉球列島
 【開花時期】 5〜7月
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