ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ

リュウキュウウマノスズクサ(琉球馬の鈴草)

Aristolochia liukiuensis

リュウキュウウマノスズクサ  リュウキュウウマノスズクサ
2007.03.25

リュウキュウウマノスズクサ   リュウキュウウマノスズクサ
2007.03.25                                           2008.02.10

リュウキュウウマノスズクサ
2009.05.16


【特  徴】長さ4〜5mの木本でつる性の多年生植物。若枝は灰白色で毛を密生する。葉柄は長さ4〜6p、葉は広卵状心形〜卵状心形で、長さ8〜15p、幅6〜13p、先端は円いかつぶれ、基部はやや深く湾入する。上面は最初有毛で後に無毛となり、下面は密に軟毛を有し、脈は著しく隆起する。花は帯黄緑色で、萼のラッパの先は、全体紫褐色か紫褐色の縦縞がある。葉腋に1〜2花をつけ、花梗は長さ3〜4pの有毛、苞は卵状披針形で長さ1〜1.5p、花梗の下部から約3分の1のところにつく。子房はこん棒状で長さ1〜1.5p、花被はV形に曲がり、外面は有毛、花筒はU字形で長さ2p。

 【生育環境】 日当たりのいい山地や林道の林縁
 【分   布】 奄美大島以南〜南西諸島、台湾
 【開花時期】 2〜4月
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