キョウチクトウ科 サカキカズラ属

サカキカズラ(榊蔓)

Anodendrom affine

サカキカズラ
2007.02.17 西表島


【特  徴】草丈5〜500cmの常緑蔓性藤本。茎は他の物にからみついて伸び、毛がなく、樹皮は黒紫色。葉は対生で狭長楕円形の長さ5〜10p、幅1〜3p。艶のある革質で、先は尖る。花は枝先に集散花序に密につき、花冠は高杯形で細長い筒部があり、淡黄色で5深裂し、径8〜10o。裂片は狭長楕円形で筒部と同長。果実(袋果)は円柱状披針形で、長さ8〜12p、幅1.3〜1.5pの紡錘形が2コできる。硬くて180度に開出する。   名前の由来 葉がサカキに似ている事から。

 【生育環境】 日当りのよい道端や林縁の樹上で他のものに絡みつく
 【分   布】 本州(千葉県以西)〜沖縄
 【開花時期】 2〜3月
 【カテゴリ-】