【特 徴】2〜5mの常緑蔓性多年草。樹木や岩場に茎から出る気根で付着し、葉は多肉質、葉は有柄、楕円形、質は厚い。乳白色の斑が、葉縁に入るフイリサクララン、葉の中央部に入るナカフサクララン、原種の緑葉種などもある。この斑は時に赤味を帯びることがある。花は散形状に帯紅白色の花を密につける。花冠は深く5裂し、直径1.2〜1.5cm。よい香りがある。ロウ細工のようで、半球状に集まり、芳香がある。ほんのり桜色の小さな花が集まって手鞠状になり、きれいなのでこのような名前がついた。一度花が付くと毎年同じところに花を咲かせる。 【生育環境】 海岸近くの林内の岩や樹幹 【分 布】 日本南部、沖縄県、中国〜豪州 【開花時期】 4〜8月 【カテゴリ-】 |