ヒルガオ科 サツマイモ属

ソコベニヒルガオ(底紅昼顔))

Ipomoea littoralis

ソコベニヒルガオ
2005.09.23


【特  徴】草丈1〜3mのつる性の多年草。茎は細く長く、地を這うか他のものに絡み付く。葉は卵心形で、長さ2.5〜6cm、先は鋭く尖り、基部は深い心形をし、互生する。花は葉腋から出る花柄に単生し、直径3.5m程度で、1〜まれに2、3個つく。花冠は漏斗状で花の色は淡紫色で、基部は濃紅紫色をしている。
 「ソコベニヒルガオ」の名前は花冠の基部が濃紫紅色をしていることから付けられている。
 花は中心部が濃い紅色で、花だけ見るとモミジヒルガオやグンバイヒルガオによく似ているが、本種は葉が丸みを帯びていて、裂けないことで区別できる。

 【生育環境】 日当たりのいい海岸や海岸近くの草地、林縁
 【分   布】 台湾や熱帯アジアに分布、日本では琉球列島
 【開花時期】 3〜4月
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