ツツジ科 ツツジ属

タイワンヤマツツジ(台湾山躑躅)
シナヤマツツジ

Rhododendron simsii Planch

タイワンヤマツツジ
2008.05.25


【特  徴】高さ1〜2mの常緑低木。若枝には、伏した扁平の短剛毛が密生する。春葉は楕円形〜狭楕円形、長さ2〜5cm、両面や葉縁に褐色の毛がある。葉は小さく、倒広披針形〜長楕円形〜倒卵形、長さ1.5〜4.5cm、幅0.7〜2.5cmで両面に伏した堅い毛がある。枝先の1個の花芽から2〜3個の花が開く。花冠は直径約7mmの漏斗型、5中裂する。花は朱色または紅紫色、上側の内面に濃色の斑点があり、雄しべは10本。

 【生育環境】 山裾の斜面や川沿い
 【分   布】 奄美大島、徳之島、伊平屋島、伊是名島、沖縄島、石垣島、西表島、台湾、中国南部
 【開花時期】 3〜5月
 【カテゴリ-】 絶滅危惧IB類