トウヅルモドキ科 トウヅルモドキ

トウヅルモドキ(籐蔓擬き)

Freycinetia formosana

トウヅルモドキ  トウヅルモドキ
2006.12.23                                          2007.08.31 西表島


【特  徴】長さは10メートル以上になる常緑蔓性草本。茎は緑色で、大木にからみ太陽を求め大木の樹冠の上へ伸びていく。葉は長さ40〜60pの線形で、葉は竹の葉のような形をし、葉の先が巻きヒゲになっていて、この巻きヒゲで他の植物にからみのびて行く。夏頃から大きな木の樹冠等で茎先に直径2oくらいの小さい花が集まり房状の花序を出して、白い花を咲かせる。秋になると5〜6oの球形の実が赤く熟しだす。
蔓を蒔いて頭に載せ、神事に使う地方もある。

 【生育環境】 低地から山地の林縁
 【分   布】 石垣島、西表島、小笠原諸島、台湾、フィリピン
 【開花時期】 5〜8月
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