【特 徴】高さ1〜2mの常緑つる性低木。枝は蔓状に長く伸びる。若枝には赤褐色の鱗片がある。葉は互生し、葉身は長楕円形〜卵状長楕円形で革質。表は無毛で、裏面は赤褐色の鱗片が密生する。縁は波状。花は葉腋に数個束生する。萼筒は細い。実は長楕円形で、翌年の4月頃赤く熟す。グミの仲間の幹はあまり太くならず、生長すると他の樹木に寄りかかる。通常のツル植物のように巻き付いたり気根で付着することはせず、所々にある棘で引っかかる程度である。崖などでは垂れ下がって生育することも多い。 【生育環境】 山裾の斜面や海岸からシイ・カシ帯の樹林内や林縁に自生 【分 布】 本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄、 朝鮮南部、中国、台湾 【開花時期】 10〜12月 【カテゴリ-】 絶滅危惧IB類 |