【特 徴】草丈30〜60pの多年草。地下に短い茎があり、地上には葉だけが出る。葉は根生葉で、葉身は基部が大きく左右に張り出し、全体で円形に近くなる。長い葉柄を持ち、葉柄は大きく切れ込んだ葉身の中心につく。これらの点はフキによく似ている。その葉は厚くて表面につやがあり、緑色が濃く、若いときには綿毛が多い。葉の間を抜けて花茎を伸ばし、その先端に散房花序をつけ、直径5cm程度の黄色い花を数輪咲かせる。 ツワブキの名は、艶葉蕗(つやばぶき)、つまり「艶のある葉のフキ」から転じたと考えられている。沖縄方言では「ちぃぱっぱ」という 【生育環境】 日当たりのいい山地の道端、山裾の斜面や林縁 【分 布】 北海道(南部)〜沖縄、中国、台湾 【開花時期】 10〜1月 【カテゴリ-】 |