アカネ科 ヤエヤマアオキ属

ヤエヤマアオキ(八重山青木)

Morinda citrifolia

ヤエヤマアオキ
2008.05.25 西表島


【特  徴】高さ3〜10mの常緑亜高木。小枝に4つの稜を持つ。葉は対生で楕円形〜長楕円形の長さ12〜25cm。革質で厚い。大きな托葉を持つ。花は頭状花序で、複数の花が根元がくっついた白い1cmくらいの花を密につける。花の先(萼筒)は5個に裂ける。1年に4〜5回開花する。果実は液質で、一塊りの集合果となって熟すると白い半液状になり、異臭を放つ。果実は中空で海水に浮かぶため、海流散布される。
  ハワイの現地語であるノニ(noni)が近年の健康ブームで、良く知られる名称になっている。

 【生育環境】 海岸林
 【分   布】 小笠原諸島、沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島、台湾、中国、インド、マレーシア、ハワイ諸島、ポリネシア、オーストラリア、カリブ海沿岸
 【開花時期】 周年
 【カテゴリ-】 絶滅危惧II類