【特 徴】草丈30〜60pの常緑の多年草。茎は直立し、数枚の葉をつける。葉は長楕円形の薄い革質で、基部が急に尖る。葉の縁に鋸歯がない。総状花序は偽球形の下部から出て、10〜20花をつける。花は淡緑色で、萼片と花弁は2〜3p。唇弁は2pで、長楕円形。白色で、上面に紅紫色の斑点が入る。 徳之島、沖縄の石灰岩上に生えるものは、大型で花も白く、やや異なることから別種とする考えもあり、オトメナギランという名前が検討されている。 【生育環境】 山地の石灰岩地の岩上や自然林の林床に生える 【分 布】 沖縄本島北部、本州、九州、台湾、インド、マレーシア 【開花時期】 10〜2月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB: 絶滅危惧IA類 沖縄県版RDB: 絶滅危惧IA類 |