【特 徴】草丈30〜70pの夏緑性多年草。地中に楕円形の塊根がある。国頭マージから成る、山間の切り通し斜面や半裸地などに生える。酸性の指標植物である「コシダ」や「ノボタン」などと一緒に生えているのをよく見かける。9月末頃から、シラサギのような純白で清楚な花を咲かせる。葉は茎の下部に数枚つき、白い縁取りがあり、茎の先に純白の花を多数つける。鷺草に似て大きいことからこの名がついている。 【生育環境】 低地の明るい草地や原野に地生する。 【分 布】 沖縄島、石垣島、西表島、本州、四国、九州、種子島、奄美大島、徳之島、台湾、中国南部、東南アジア 【開花時期】 9〜10月 【カテゴリー】 環境庁版RDB: 絶滅危惧IB類 沖縄県版RDB: 絶滅危惧IB類 |