【特 徴】小形で常緑の多年草。茎は長さ2〜5pで、葉を2列に互生する。細い気根が多数出て、株を支えている。葉は厚く光沢があり、線状長楕円形で、3〜8pが10数枚つく。総状花序は腋生し、4〜8pの花茎を数個つけ、先端に1個ずつ咲く。花冠は白色で半開し、径約5oで、唇弁には黄褐色の斑点が入る。萼片と側花弁はほぼ円形で椀状、唇弁は基部で3裂する。果実は細い筒形で、長さ3〜4p。 和名の由来は、長い果実が密生する葉の陰に隠れているように見えることからつけられている。 分布域の北限で、国内唯一の山地。 【生育環境】 山地の自然林の樹枝上に着生する 【分 布】 西表島、台湾、フィリピン 【開花時期】 2〜5月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IB類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IB類) |