ラン科 ガンゼキラン属

ヒメカクラン(姫鶴蘭)

Phaius mishmensis

ヒメカクラン   ヒメカクラン
沖縄県 2004,12,22 栽培品


【特  徴】草丈40〜60pの常緑の多年草。偽球茎は束生し、棒状で長さ40〜60cm。葉は数枚つき、長卵状楕円形で、長さ20〜30pで、表面は光沢がある。花は総状花序で、偽球茎の途中から生じ長さ8〜30cm。まばらに淡紅紫色の花を数個つける。花は約5cmで、唇弁の上面には紅紫色の細点が多数入り、唇弁は3つに浅く裂け、中央裂片には毛の生えた4列の板状突起があり、基部に長さ1cmの距がある。

 【生育環境】 山地の自然林の林床に地生する
 【分   布】 沖縄島北部、石垣島、西表島、台湾、中国南部、ヒマラヤ、タイ、フィリピン
 【開花時期】 12〜1月
 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IA類)  沖縄県版RDB(絶滅危惧IA類)