【特 徴】常緑の多年草。茎は堅く、直立し、しばしば分枝して、長さ20〜70cmになり、多数の葉を2列に互生する。葉は厚い革質で、線状長楕円形の長さ10〜18cm。総状花序は腋生し、単一または分枝し、長さ20〜30cmになり、疎らに7〜20花をつける。花は淡黄色で、内面に紫褐色の斑点が入り、唇弁は白色で、上面に紅紫色の小点が入り、蕚片と花弁は長さ1.7cm。背蕚片は卵状菱形で、側蕚片は倒卵形。花弁はへら形で、唇弁は長さ1.6cm、基部で3浅裂する。側裂片は三角形で、小さく直立し、中央裂片は菱形状船形で、上面に毛が生え、先端は尖り、基部に短い距がある。 【生育環境】 山地の自然林の樹幹に着生する 【分 布】 石垣島、西表島、魚釣島、台湾、フィリピン 【開花時期】 4〜6月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IB類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IA類) |