【特 徴】草丈30〜50cmの常緑の多年草。茎は横に這い、立ち上がって先に10〜20個の花をやや密につける。5〜6葉を互生し、斜楕円形で、長さ5〜10cm。頂生する総状花序は、疎らに5〜13花をつける。花は淡緑白色で、半開し、蕚片は卵状長楕円形で、長さ6〜7mm。花弁は広半卵形〜斜鎌状楕円形で、長さ7mm。唇弁は長さ9mmで、Y字状となり、先端の裂片は円形、基部はやや嚢状になる。花は芳香があり、ムスク(ジャコウ)の香りがすることから名付けられた。 【生育環境】 山地の自然林の林床に地生する 【分 布】 石垣島、与那国島、台湾 【開花時期】 4〜5月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧II類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IB類) |