ラン科 ヤチラン属

カンダヒメラン(神田姫蘭)
(マツダヒメラン)

Malaxis kandae


カンダヒメラン  カンダヒメラン
沖縄県東村 2005.09.25

カンダヒメラン                       カンダヒメラン
沖縄県東村 2005.09.25

カンダヒメラン     カンダヒメラン
 沖縄県東村 2006.09.24

カンダヒメラン                       カンダヒメラン
沖縄県西表島 2008.07.25


【特  徴】草丈10〜15cmの夏緑性の多年草。偽鱗茎は円柱形で長さ5〜8cm。茎は長くほふくし、先は直立する。葉は卵形〜卵状長楕円形の長さ2〜pで、5〜8葉を互生する。総状花序は頂生し、数花をつけ、花より長い包葉がある。花は緑褐色を帯びた淡紅白色〜赤紫色で、長さ約6mm。花序には短毛が多く、花弁はやや平開する。花弁は線形、唇弁は三角状心形で、先は2裂する。

 【生育環境】 山地の明るい自然林の林床や草地に地生する
 【分   布】 沖縄島北部〜中部、石垣島 沖縄県の固有種
 【開花時期】 8〜10月
 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IA類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IA類)