【特 徴】草丈20〜40pの常緑の多年草。多数の葉を2列に互生する。葉は線状長楕円形で、先は2裂し、長さ13〜27cm。総状花序は長さ15〜30cmで、8〜15花をつける。花は淡黄色で、やや緑色を帯び、栗色の斑紋や縞があり、径3〜3.5cm。蕚片と花弁は長さ15mm。唇弁は長さ8mmで、3裂し、上面に2〜3本の板状の隆起があり、中央裂片は長楕円形で先は2裂する。「コウトウ」とは、台湾の東側にある小さな島、蘭嶼(らんしょ)の古い呼び名である紅頭嶼(こうとうしょ)に因む。 【生育環境】 山地の自然林の樹幹に着生する 【分 布】 尖閣諸島、台湾、フィリピン、マリアナ諸島、ボルネオ 【開花時期】 4〜6月 【カテゴリ-】 未確認種 |