【特 徴】草丈20〜40の常緑の多年草。茎はほふくし、先は直立して3〜6葉を互生する。葉はビロード状で根元にまとまってつき、卵形、深緑色で、上面に銀白色の網目模様が入り、下面は緑白色で、長さ5〜6.5cm。総状花序は頂生し、15〜30花をつける。花は左右非対称の淡黄緑色で、赤褐色を帯び、花被片の先は白色。
萼片は長さ5〜6mm、卵形、花弁は長さ5mm、三日月形、唇弁は長さ6mm、3裂し、ねじれ、子房はね じれず、唇弁は花序の先端側に位置する。蕊柱は、ややねじれる。 【生育環境】 渓流近くのやや湿った林床に地生する 【分 布】 西表島、フィリピン、マレー半島、スマトラ、ジャワ 【開花時期】 7〜9月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IA類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IA類) |