ラン科 ヨウラクラン属

オオバヨウラクラン(大葉櫻珞蘭)

Oberonia makinoi

obayorakuran    obayorakuran
沖縄県国頭村 2009.01.18



【特  徴】草丈6〜10pの常緑の多年草。茎は下垂し、長さ1〜4cmで、葉を2列に接してつける。葉は披針形で、やや多肉質、長さ3〜5cm。穂状花序は頂生し、糸状、長さ2〜8cm、多数の花をつけ、包葉は3角状披針形、長さ1mm。花は淡黄褐色の小さな花を沢山つける。花の唇弁の先が2裂しているのが、オオバヨウラクランで、3裂しているのがヨウラクラン。ヨウラクランと非常によく似ているが、葉の幅がより広く、葉と葉の間隔も広い。

 【生育環境】 山地の自然林の樹幹に着生する   
 【分   布】 和歌山、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島
 【開花時期】 7〜8月
 【カテゴリ-】 絶滅危惧IA類