【特 徴】 陽当りのよい土手や山裾の斜面などに見られる草丈10〜15pの冬緑性の多年草。葉は長楕円形で、根元に2〜4枚のやや幅広い葉をつける。花茎は高さ10cm前後で、唇弁は1cm強、距は約3mm。花は淡紅色、桃色、白色で、茎の先に数花つける。唇弁が3裂し、さらに中央裂片が2つに裂ける。花の形がチドリが飛ぶ姿に似ていることから、この名がついた。 【生育環境】 海岸から山地の日当たりのよい草地や岩場に生える 【分 布】 沖縄本島、浜比嘉島、久米島、渡名喜島、九州、屋久島、種子島、トカラ列島、奄美大島、喜界島 【開花時期】 1〜4月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB: 絶滅危惧II類 沖縄県版RDB: 絶滅危惧II類 |