【特 徴】常緑の多年草。茎は堅い円柱形で束生し、高さ10〜70p。葉は円柱形の緑色の棒状で、長さ6〜12pの茎のように見え、多数出る。花は茎腋から総状花序になり、数花をつける。花は乳白色で、背面が赤みを帯び、唇弁は紫褐色となり、全体の大きさは5〜7p。萼片と花弁は長楕円形で、唇弁は肉厚となり、3列し、中央裂片は大きく、長楕円状舌形。先端は長くのび、2浅裂する。 新種として記載された時にただ1度報告があるだけで、その後、全く確認されていない。ボウランとナゴランの属間雑種とされる。画像は、友人が所有する株が開花したもの 【生育環境】 山地の自然林の樹幹に着生する 【分 布】 沖縄本島北部 【開花時期】 1〜4月 【カテゴリ-】 絶滅種 |