ラン科 クモキリソウ属

ササバラン(笹葉蘭)

Liparis paradoxa

sasabaran  sasabaran
沖縄県国頭村                                          沖縄県国頭村 2008.09.21

sasabaran
沖縄県国頭村 2008.09.21



【特  徴】草丈20〜30p小形の夏緑性の多年草。偽球茎は卵球形、径2cm、新旧2個が接して並ぶ。葉は根元に2〜3枚つき、縦ジワが強い。この葉を笹の葉に例えて和名が付けられている。総状花序は頂生し、10〜20花をつける。花は黄緑色に赤みを帯び、蕚片は披針形〜狭長楕円形、長さ6mm、花弁は線形、長さ7mm、唇弁は倒卵状楔形、下方に折れ曲がり、長さ6mm、基部上面に1対の突起がある。

 【生育環境】 日当たりのよい草地
 【分   布】 本州(千葉県)〜沖縄、魚釣島
 【開花時期】 7〜9月
 【カテゴリ-】 沖縄県版RDB(絶滅危惧IA類)