【特 徴】草丈35〜80cmの常緑の多年草。根茎は数cmほふくし、先は長卵形の偽球茎となり、3〜6葉を束生する。葉は葉脈の目立つ倒披針形で、上面にやや光沢があり、長さ35〜80cm。総状花序は偽球茎の基部から生じ、葉より高く伸びた花茎の先に、多数の花を密につける。花は脱落する長い包葉で包まれ、黄色で平開し、蕚片と花弁は長さ1.2cmで、楕円形。唇弁は長さ8mmで、3裂し、側裂片は四角形。中央裂片は四角形で、基部上面に2個の突起があり、基部に長さ9mmの円柱形の距がある。 【生育環境】 山地の自然林の林床に地生する 【分 布】 沖縄島北部、西表島、石垣島、台湾 【開花時期】 9〜10月 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IA類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IB類) |