【特 徴】草丈20〜40pの冬緑性多年草。地中に楕円形の塊根がある。国頭マージから成る、山間の切り通し斜面や半裸地などに生える。酸性の指標植物である。葉は根元に4〜6枚つき、楕円形〜長楕円状披針形。総状花序は頂生し、淡黄緑色の多数の花をつける。3裂した唇弁の側裂片が真っ直ぐ横に開く特徴がある。 【生育環境】 低地の明るい草地や原野に地生する。 【分 布】 沖縄島、石垣島、西表島、奄美大島、徳之島、台湾 【開花時期】 10〜2月 【カテゴリー】 環境庁版RDB(絶滅危惧IB類) 沖縄県版RDB(準絶滅危惧) |