ラン科 ミズトンボ属

テツオサギソウ(鉄夫鷺草)
(ナガバサギソウ)

Habenaria stenopetala

テツオサギソウ
沖縄県石垣島 2008.05.27




【特  徴】草丈30〜80pの常緑の多年草。地中に楕円形の塊根がある。茎は直立し、茎の中央部付近に5〜8枚の葉が集まってつく。葉は狭長楕円形で、長さ12〜15cmの緑色で、やや光沢がある。総状花序は頂生し、20〜25花を密につける。花は淡緑白色で、蕚片は長楕円形〜卵形の長さ8〜10mm。花弁は線形で、基部は耳状となり、長さ8〜10mm。唇弁は長さ1cmで、基部で3裂し、裂片は線形。

 【生育環境】 山地の自然林の陰湿な林床に地生する
 【分   布】 沖縄島北部、石垣島、与那国島、台湾、フィリピン、ヒマラヤ、タイ、ベトナム
 【開花時期】 11〜12月
 【カテゴリ-】 環境庁版RDB(絶滅危惧IB類) 沖縄県版RDB(絶滅危惧IB類)