ラン科 ヒメノヤガラ属

チクシキヌラン(筑紫絹蘭)

Zeuxine strateumatica

tikusikinuran   tikusikinuran
沖縄県西表島 2007.02.17

tikusikinuran     tikusikinuran
沖縄県国頭村 2008.03.09



【特  徴】ごく小形の冬緑性の一年草または多年草。茎は長さ4〜7cm。葉は線形で、長さ2〜3cm。総状花序は頂生し、5〜10花をつける。花は白色、蕚片と花弁は長さ約6mm、唇弁は黄色で、長さ4mm、卵状長楕円形、先は尖る。キヌランに似るが、唇弁の先が2裂せず、舌状になる点で異なる。最近になって沖縄県内に産することが認識された。

 【生育環境】 山地の日当たりのよい草地に地生する   
 【分   布】 沖縄島北部、西表島、台湾
 【開花時期】 2〜3月
 【カテゴリ-】 希少種