【特 徴】草丈10〜20pの常緑の多年草。茎は長くほふくし、先は直立する。葉は卵形〜卵状長楕円形の長さ4〜8pで、幅3pと大きく、苞の外面と萼片に腺毛があり、やや疎らに4〜6葉を互生する。花は総状花序で頂生し、数花をつけ、花より長い包葉があり、紅色を帯びた淡緑褐色の花を数花つける。短毛が多く、花より短い数個の包葉がある。花は半開し、蕚片は長さ7〜9mmで、花弁は長さ8〜9mm。唇弁は長さ7〜8mmで、基部は嚢状で上面に多数の短毛が生える。 【生育環境】 山地の自然林の林床に地生する 【分 布】 沖縄島北部、石垣島、西表島、九州 (五島列島、鹿児島県)、 屋久島、トカラ列島、徳之島 【開花時期】 9〜12月 【カテゴリ-】 沖縄県版RDB(準絶滅危惧) |